先月28日、「日本人女子に何を学ぶ?」と題した文章が中国版ツイッター微博で話題となった。「日本文化の一番の特徴は?」「日本からファッションの着こなしを学ぶべき?」「どんな女子が日本らしいスタイルといえる?」といった議論が微博上で繰り広げられた。ハッシュタグ「#最日系(日本風)女子」はその日の微博リサーチランキングでトップ3にランクインした。
話題を集めたこの文章の作者はハンドルネーム・静電場朔さん。彼女は北京から東京に移り住み4年が経つという。最初のうちは日本文化に対して熱狂的だったが、そのうち拒絶するようになり、更にはそれらを振り返り反省するようになった過程を彼女は文章の中で綴った。静電場朔さんは中国伝媒大学を卒業し、東京の大学院に進んだ。言葉と文化の違いを克服しながら専攻であるアニメーションを勉強する傍ら、モデルとして日中両国の雑誌に投稿し、東京のファッションを研究し続けた。
「人に優しい上に、他人を尊重できて、礼儀正しく、自主的で、多様な丁寧さを見せるほか、美しいものを作りあげる精神に富んでいて、生活の中には修行の美学もある」とマクロ的な角度で書かれた「日本人女子に何を学ぶ?」では日本の女の子に普遍的に見られる特徴をこうまとめている。静電場朔さんはこのような方法でかつて自分と同じような境遇を持つ中国の女の子たちにもっと自分だけの美しさに着目し、発信していくよう激励した。
静電場朔さんは日本の女の子は中国人が考えているような単純な存在ではないことに気づき、驚いたという。彼女は日本の女の子たちは幼いころから家庭の影響を深く受け、更には東京の街並みで見られる様々な女性ファッション誌がそのような女の子たちに自分らしい美しさを見つける指標となっていると感じた。彼女の固定観念はこのように幾度も覆され、今まで東京のファッションを研究し続けたこともあわせ、この文章を書こうと決心したという。
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