日本メディアの25日の報道によると、北海道観光振興機構は先ほど、昨年発行した中国人観光客に向けたマナーガイドを改訂した。「中国人には常識がないと決めつけている」と受け止められかねない表現など、不適切な部分があると中国人から指摘されたためという。
25日付産経新聞は、「同機構によると、中国人旅行者の数が増える中、『部屋を汚す』『騒ぐ』ケースが散見され、宿泊施設の間で中国人旅行者の受け入れに尻込みする動きが見られた。宿泊施設の不満を解消し、観光客にも北海道での滞在を楽しんでもらう方法はないかと考えた機構は昨年8月、イラストを交えたガイドを出した」と伝えた。
しかし共同通信によると、このガイドの表題は「北海道旅行常識」で、イラストはマナー違反を表現する「×」だらけであり、「まるで全ての中国人に常識がなく、マナー違反をしているような内容じゃないか」と現地で暮らす中国人から批判が上がった。
共同通信によると、同機構は「一部の内容に偏見がある」ことを認め、ガイドの改訂を決定したという。改定後の表題は「北海道旅行心得」で、日本でどのような行為がマナー違反に当たるのかを説明するだけで、「×」の記号が使われなくなった。例えば、中国人は商品が本物であることを確認するため箱を開ける習慣があるが、改定前のガイドはこれを犯罪行為だとし、「×」を入れていた。改訂後のガイドでは、日本製品は「開けなくても安心して購入できる」と変更されている。ガイドのマナー違反に関する表現は、すべて「〜〜の場合」に変えられており、「中国人には常識がない」と感じさせる表現が削除されている。
観光庁の最新(今月)の統計データによると、2015年度(2015年4月1日から2016年3月31日)の訪日中国人客は延べ500万人弱に達した。英BBCによると、同年度の訪日外国人客は延べ2000万人以上で、中国人が最多だった。他にも、中国人客による不適切な行為が、日本メディアの注目を集め続けている。大声で話す、地べたに座り込む、商品を買い占めるといった従来の問題のほか、日本では先ほど「爆花見」という新語が生まれた。これは中国人客による、花見のマナー違反を指している。BBCによると、中国人客の「典型的な悪行」には、「トイレの使い方が分からない」が含まれる。日本の高速道路のサービスエリア内にあるトイレでは、中国語と韓国語の使用上の注意が貼られており、日本語と英語のものは貼られていない。
中国人客に対する日本人の不満を和らげるため、多くの関連機構が北海道観光振興機構のように、旅行ガイドを出している。日本商工会議所は今年4月、中国人客向けのガイドを発行し、観光地やホテルなどで無償配布している。これは中国人に、日中の文化・生活習慣の差を理解させるためだ。観光庁の関係者は先ほど、環球時報の取材に応じた際に、「観光庁もガイドに類似する読み物を作成し、旅行会社を通じて中国人客に配布する計画を立てている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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