氷雪資源は中国の中でもトップで、スキー期間は 120～140日に及ぶ。雪は良質で、降雪回数も多く、山間部の降雪量は100～300センチに達し、山の勾配の中で建設するのに適した大規模なスキー場が100数所存在する 。 森林の面積は 19万平方キロメートル、森林被覆率は41.9%で、多くは天然林である。省の中を縦横に走る水資源は北部の各省の中で一番で、黒龍江、松花江、ウスリー江、嫩江、牡丹江の五大水系、興凯湖、鏡泊湖、五大連池など、河や湖が豊富である。

　黒龍江省は独特な自然資源があり、大森林、大平原、大湿地、大河といった“大きな”もの、長期間にわたる冬の氷雪資源や極夜、オーロラ現象、夏の極昼、噴火口など自然景観、いろいろな野生の動植物、豊富な地下鉱物など、黒龍江省の自然地理の風格は国内のその他の省には無いものが多い。東北三省の中で、黒龍江省の2つの極点の自然資源は「唯一」のものが多く、唯一無二の大興安嶺の森林、全国でただ一つ汚染の無い黒龍江、唯一無二のチチハル扎竜保護区などがそうである 。翻訳：李　晶　　寺本　翔貴「東北サイト」