これに対し、中国海軍軍事学術研究所の李傑研究員は異なる見解を示している。李研究員は、「米海軍の力がなくても、北東アジアでは中日韓の海・空軍と海上護衛隊の力で海上ルートの安全を守り、海賊や海上のテロリストを取り締まることは全く問題ない。東南アジアでは、各国が協定を結べば、協力して安全を守ることができる」と話した。
楊毅海軍少将は、米国はしょっちゅう自身を「安全保障の提供者」と公言しているが、実際は「トラブルメーカー」だと指摘。米国がアジア回帰を主張する前後のアジアの空気を見ればわかる。ブルームバーグ・ニュースのコラムニスト、ウィリアム・ペセック氏は11日、米国に対し、「過去に旧ソ連と冷戦をし、今は中国とソフトパワーを争っている。アジア回帰を望むなら、その入り口で過去の傲慢さを捨て、誠意を持って協力しなければならない」と忠告した。
中国網日本語版(チャイナネット)
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