中国公安部(公安省)出入国管理局の曲雲海・副局長は14日、米ワシントンで開かれた「華僑関連事務の政策法規に関する政策法規研究会」の席上で、公安部と外交部(外務省)は現在、関連管理法の制定に向けて研究を進めており、中国版「グリーンカード」の申請条件を緩和し、グリーンカードの発給対象を拡大する方針であることを示した。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。
曲副局長は「現在、外国籍華人を含む数多くの外国籍の人々から、中国版グリーンカード政策に対するさまざまな意見が出されている。そのほとんどが、申請条件の緩和と対象範囲の拡大を望むものだ」と語った。
曲副局長によると、公安部と外交部は現在、関連管理法の制定に向け研究を進め、グリーンカード発給の対象を拡大する方向に動いているという。「管理法が制定・発表された時、内容の変化が予想よりずっと大きいことに、皆驚くだろう」と曲副局長は続けた。
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