「中国で一番有名な日本人」と言われるコラムニストの加藤嘉一氏(28)が、「東京大学に合格した」と経歴を詐称していたことが、週刊文春11月8日号の記事で発覚。加藤氏は10月31日、自身の公式サイトに「お詫びとご報告」とする文章を掲載して、「私が東京大学に合格・入学した事実はない」と詐称疑惑を認めた。北京のタブロイド紙「京華時報」(電子版)が報じた。
加藤氏が卒業した北京大学の国際合作部やその関係者は同日、取材に対して、「国外の学生が入学するに当たり、学生本人は複数大学の合格通知を受け取っている可能性があり、学生は自身の希望に応じて入学する大学を選択する。当校に加藤氏が入学するに当たり、当校は彼がほかの大学の合格通知書を受けとっていたかなどは把握しておらず、それが入学を妨げる要素ともならない」とした。
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