米韓は4日より、日本海で3日間の合同軍事演習を実施する。そのうち最も注目を集めているのは、トマホーク・ミサイルを満載した攻撃型原子力潜水艦だ。朝鮮の核問題が初めてピークに達した1994年以来、米国の原子力潜水艦が同水域に出現するのはこれが初となる。韓国メディアはこれを、「朝鮮の挑発に応じた軍事的なけん制」として伝えている。
同時に、朝鮮の3度目となる核実験が間近に迫っていると予想されている。中には、朝鮮の核実験が、米韓の合同演習と同じ4日に実施されると分析する声もある。4日はまた、米国のNFL(ナショナルフットボールリーグ)の決勝戦の日でもある。これまで通り、朝鮮は国連決議に対する声明を発表してから、核実験に関する公式のコメントを出していない。しかし金正恩氏はこのほど開かれた会議において、「朝鮮人民軍を無敵にするための革命の旅をさらに続ける」よう求めた。西側メディアはこれを、「朝鮮が間もなく核実験を実施する重大なシグナル」と伝えた。
北東アジアの政治舞台の主役たちはチキンゲームに熱中しているが、この危険なゲームは終局に近づきつつある。朝日新聞は、朝鮮の核実験の接近を受け、朝鮮半島と北東アジアは「衝突の準備を整えざるを得ない」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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