インターネット上では商業スパイやハッカーが大量に存在し、いかなる国家機関または企業もサイバー攻撃を受ける可能性がある。データが示すように、中国は世界で最も多くサイバー攻撃を受けている国の1つであり、2012年12月だけでも1万1295のウェブサイトが大陸部外の3049のIPアドレスからバックドアを送り込まれ、遠隔操作された。このうち米国のIPアドレスが最多で、中国大陸部の計4240のウェブサイトにバックドアプログラムが送り込まれた。相当数の攻撃が技術的角度からいずれも米国のネットを指しているものの、中国はこれまで攻撃源について単純な推断も軽率な結論も出したことはない。
インターネット大国である中国はサイバー攻撃を法律で明確に禁止し、サイバー攻撃行為を厳しく取り締まるとともに、ネットセキュリティ分野の国際交流・協力に一貫して建設的姿勢で参加している。経済グローバル化時代、情報化時代において、ネットセキュリティはグローバルな問題となっており、サイバー攻撃の取締りには国際協力が欠かせない。いわれなく他国を中傷、非難し、インターネットの管理においてダブルスタンダードを採用するのは、責任ある大国が取るべき行為ではない。
「人民網日本語版」
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