中国外交部の華春瑩報道官は4日の定例記者会見で、イラン核問題について、各方面は引き続き外交交渉による解決方向を堅持し、政治的知恵を生かし、対話と交渉がなるべく早く進展を遂げることを推進すべきだと表明した。
ある記者は、ドイツのウェスターウェレ外相がミュンヘン安全政策会議で、過去1年間イラン核問題の解決は進展を見せなかった。目前、アメリカとイスラエルはすでに総選挙を行ったし、イランは6月に総選挙を行う予定だ。2013年はイラン核問題を解決する肝心な一年になると述べたが、中国側は2013年イラン核問題の推進に対しどのように期待するか、と質問した。
華春瑩報道官次のように述べた。過去1年、国際社会は積極的にイラン核問題をめぐる対話と交渉を推進し、相違をなくし共通認識を拡大するための基礎を固めた。目前、イラン核問題は新たな肝心な時期を迎えたが、依然として大きな不確定性がある。各方面は引き続き外交による解決方向を堅持し、政治的知恵を生かし、お互いの関心を尊重し、対話と交渉がなるべく早く進展を遂げることを推進し、イラン核問題が全面的、長期的、適切に処理できることに時間と空間を取り勝ちべきだ。
(新華網日本語)
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