春節(旧正月、今年は2月10日)を目前に控え、中国のネット上では“今年は西蔵(チベット)自治区に行って、年末年始を過ごす”という書き込みが目立っている。太陰太陽暦の“チベット歴”では、2013年の干支は水蛇。長い歴史を誇るチベット文化や雪が積もる高原など、独特の文化と雰囲気に包まれる同地で、新年を迎える観光客が増加している。人民日報海外版が報じた。
チベット歴では今年、旧暦から1日遅れの11日に“ロサル”と呼ばれる正月を迎え、チベットでも最も盛大な祭典となり、民族文化の雰囲気が高まる。チベット各地には異なる暦があるが、同自治区最大の都市ラサ市のほとんどの地域はチベット歴の1月1日を新年と定めている。
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