日语原文:
アメリカ農務省は、記録的な干ばつの影響で、世界一のトウモロコシの生産量が、引き続き6年ぶりの低い水準に落ち込む見通しだなどとする穀物の生産予測を発表し、日本を始め世界の食糧価格への影響が一層懸念されています。アメリカ農務省は、12日、最新の穀物の生産予測を発表し、記録的な干ばつの影響で、中西部の穀倉地帯を中心に、トウモロコシや大豆などの生産に引き続き大きな影響が出ていると指摘しました。
このうち、世界一のトウモロコシの今年の生産量は、先月の予測より0.5%少ないおよそ2億7200万トンにとどまり、6年ぶりの低い水準に落ち込む見通しだとしています。また、世界有数の生産量の大豆については、先月の予測より2%引き下げ、およそ7100万トンとして、こちらは9年ぶりの低い水準になると予測しています。