多くの人にとって、ショートメッセージの送受信・削減は、春節休暇中に避けることができない宿題だ。
天津市の某事業単位に勤務する何さんは、“大晦日の夜にショートメッセージが殺到することはよくあり、一日だけで百通以上を受信する場合もある”と述べた。ショートメッセージの内容が重複しており、新鮮さもなければ誠意もない。長年続いたショートメッセージによる新年の挨拶は、すでに形式主義的になっている。
一方で、微信による新年の挨拶が急速に流行しており、注目を集めている。微信は音声・文字・表情・画像・映像・位置などの各種情報を伝えることが可能だ。テレビ電話の機能まで備えた微信がユーザーに提供するサービスは、伝統的なショートメッセージ・MMSを大きく上回っている。サービス提供から2年が経過した微信のユーザー数はすでに3億人以上に達した。ユーザー数により計算するならば、微信はすでに中国聯通(チャイナ・ユニコム)と中国電信(チャイナ・テレコム)を上回っており、“中国2位の通信キャリア”になっている。
微信の急速な台頭により、伝統的な通信キャリアのショートメッセージ・MMSが深刻な影響を被っている。
-通信キャリアへの影響
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