特筆すべきは、春節休暇の映画スクリーンを中国映画がほぼ独占している点で、10日から16日の中国映画興業収入は7億1000万元(約106億円)で占有率95%、観客動員数は1800万人で占有率94%、放映回数は43万回で占有率91%にも上っている。10日に初日を迎えたチャウ・シンチー監督の中国映画「西遊降魔篇」は初日興行収入が8148万元(12億2220万円)、14日のバレンタインデーには1日興業収入が1億2200万元(約18億3000万円)に達する成績を上げ、昨年「画皮2」が創った7000万元(約10億5000万元)の中国映画の初日興行収入記録を抜き去ると同時に、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」が持つ1億1600万元(約17億4000万円)の1日興業収入記録も塗り替えた。
春節休暇明けの映画市場も引き続き勢いを保っており、17日の興行収入は1億1000万元(約16億5000万円)、18日の興業収入は9355万元(約14億円)に上った。2月18日現在、今年全国の映画興行収入は30億3000万元(約454億円5000万円)で前年比25%増、うち中国映画の興行収入は24億2000万元(約363億円)で占有率は80%、前年比90%増となっている。
「人民網日本語版」
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