いつの間にか、1990年代生まれの結婚が“晩婚”の部類に入り、“1985年以降生まれ”で親になる人々も現れ始めた。浙江省に住む流行に敏感な1985年以降生まれの若い母親達によると、今どきの育児には、入眠用おもちゃ、赤ちゃんモニター、電動揺りかご、おしゃぶり型体温計、ベビー布団感知器などの“神器”が必要不可欠という。若い親は、これらの神器を大いに活用することで“楽でスムーズな育児”を実現させている。赤ん坊に振り回され、てんてこ舞いするような育児は、もはや過去のものとなったようだ。中国新聞社のウェブサイト“中新網”が伝えた。
杭州に住むおしゃれなママである王さん(27)は25日、入眠用おもちゃ、赤ちゃんモニター、電動揺りかご、おしゃぶり型体温計、ベビー布団感知器などの育児用“神器”を披露してくれた。
王さんはちょっと前、2歳になった子供をスムーズに寝かしつけるため、“入眠用セイウチのぬいぐるみ”を購入した。“子供が眠たそうになったら、この『セイウチ』を傍に置きます。セイウチが歌う子守唄を聞きながら、子供は気持よさそうにすやすやと眠りに陥ります”と彼女は説明した。
李さん(26)は、普段は仕事に追われ、子供の面倒を十分に見る余裕がない。そこで彼女は、“赤ちゃんモニター”を入手し、子供部屋に置いた。“書斎で仕事をしている間も、モニターを通して子供の一挙一動を見ることができます”。