彼女は、子供が夜中に掛け布団を蹴とばして風邪を引くことのないよう、“ベビー布団感知器”も購入する予定という。
“ベビー布団感知器”は、眠っている子供の近くに置いておけば、子供が掛け布団を蹴とばして周囲の温度が下がった時、“ブーブーブー”とアラーム音で知らせてくれる。アラーム音に気づいた親は、すぐに子供に布団を掛け直してやれる。アラームが鳴る温度は、自由に設定できる。
中国の大手ショッピングサイト“淘宝網”で“ベビー布団感知器”や“赤ちゃんモニター”というキーワードで検索すると、これらの育児用“神器”を販売しているオンラインショップが100軒以上ヒットした。これらのハイテク育児用品は、流行に敏感な若い母親たちにとって、極めて有能な育児アシスタントとしての役割を果たしている。
浙江省社会科学院の王平・研究補助員も、育児用“神器”ファンのひとりだ。王氏は、“今の中国社会では、乳幼児を重視する度合いがますます高まっている。若年世代の親の育児に対する考え方は、一世代前の親のそれとは極めて大きな違いがある。今では、育児用製品を活用することも、一種の育児法だといえよう”とコメントした。
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