1歳の子供のパパである劉さんは、電動揺りかごを使って子供を寝かしつけている。しかし彼は、世間の親に、“育児用品を購入する際には、実際に必要かどうかを良く考えた上で買うべきだ”とも忠告している。
浙江省台州市立病院小児科副主任の楊敏医師は、“『器械による育児』は確かに便利だが、やむを得ない時に限り使うべきだ。電子製品は子供の成長に何のメリットもない上、製品自体の正確性についても検討が必要だ。従って、それらに過度に依存すべきではない”との見方を示した。
“育児博士”として有名な王人平氏は、“一世代上の人々は、育児の経験が豊富で、自分の感覚を重視していたが、科学的な知識は不足していた。一方、若年世代の親は、育児に関する知識が豊かで、科学を拠り所としているが、育児に対する感性に欠けている。両者の強みを合わせるのが最高の育児法だ。とどのつまり、人間は器械ではない。特に、乳幼児に対しては、両親の愛撫、抱擁、優しいまなざしや微笑みが、最新の器械よりずっと大切であり、決して本末転倒であってはならない”と指摘した。
「人民網日本語版」