“中国全国老齢工作委員会弁公室”(老齢弁)は27日、高齢者事業の発展状況に関する全面的な総括と評価を行った国内初の青書“2013年中国老齢事業発展報告”を発表した。報告によると、中国の高齢者は、人口の基数が大きく、高齢化の進行スピードが極めて速く、慢性疾患の罹患率が高いという特徴を呈している。また、高齢化事業が現在直面している主要問題として、▽高齢化に対する頂層設計(国家理念・構造を再構築するための戦略的政策立案)と戦略的計画の立ち遅れ▽政府・市場・社会など複数の主体が共同で打ち立てる高齢化対策が未完成▽老後保障と医療保証の低水準▽農村における高齢者事業の発展の滞り---などが挙げられる。人民日報が報じた。
-日ごとに顕著化する“未富先老(豊かになる前に老いる)”現象
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