日语原文:
民主党の代表選挙で再選を目指す野田総理大臣は、総理大臣公邸で党に所属する議員や地方議員などに対して、電話で支持を呼びかけたほか、陣営の議員が各地の街頭で演説するなどして、全体の3分の1を占める党員・サポーター票の獲得に向けた取り組みを行いました。
一方、候補者の赤松元農林水産大臣は北海道旭川市を訪れ、民主党を支持する農家の人たちなどと意見を交わしました。赤松氏は農林水産大臣として農業の戸別所得補償制度の導入に取り組んだ実績を強調するとともに、TPPについて“日本の国益を考えて、慎重に対処する”と述べ、農業を重視する姿勢をアピールしました。
また、候補者の原口元総務大臣は、千葉県山武市を訪れ、投票権を持つサポーターとなっている野菜農家の人たちなどと意見を交わしました。このなかで、原口氏は“TPPに前のめりになるのは私には分からない。地域を守ることが大事だ”と述べました。