【数字5】マネーサプライM2が13%成長:物価抑制のシグナルを放つ。昨年の14%の目標に比べ、今年は1ポイントダウンしており、3年間の最低値を更新した。今年のしっかりとした力強い通貨政策は適度に流動性を調節しており、慎重な指向の現れとも言えるだろう。
【数字6】18億ムーの耕地:不変のレッドラインを堅持。これはこれまでに政府活動報告の中で何度も強調されてきたことだ。今回再度声明が発せられ、その深い意味がはっきりと示された。食糧は9年連続で増加しているが、やはりきついバランス状態にあると言える。都市化の急速な発展は、土地の供給と需要における矛盾を一層際立たせている。人民にとって食物は何よりも重要で、このレッドラインはやはり厳守せねばならない。
【数字7】養老年金が10%上昇:“9年連続の上昇”は容易なことではない。国はこれ以前すでに8年連続で基本養老年金のレベルを向上させ、累計で1ヶ月1人当たり1021元増加させ、政府による人間本位の政権を執る理念を明らかに示した。
【数字8】1人当たりの基本公共衛生サービス経費を30元まで引き上げる:小さいデータの背後に大きな民生あり。この公共サービスは13億人余りの都市部・農村部の住
民全体をカバーし、1人当たりの経費はすでに2009年の15元から倍増を実現したが、難点はこのサービスが流動人口をいかにしっかりとカバーするかとなっている。
【数字9】保障型住宅630万戸が新しく着工:不動産構造を変える手助けとなる。今年はさらに基本的に470万戸が完成する見込みだ。保障型住宅に関しては大規模な投入が行われ、不動産市場で“プラスの効果”を有効的に発揮した。
【数字10】教育経費の支出が2万億元を超え:1分の金もムダにしてはいけない。投入は今後も引き続き増加するが、いかに有効的に金を使うかが一層肝心であり、むだな手落ちをしっかりとふさがねばならず、民衆も経費情報を知る権利がある。
(新華網日本語)
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