
米韓の大規模な軍事演習が本日開始される。これを受け、韓国の延坪島の緊張ムードがさらに高まっている。写真は韓国軍の兵士が10日、延坪島を巡回する様子。
【環球時報総合報道】米韓は11日より、大規模な軍事演習を開始する。朝鮮の各地は9日に軍民大会を開き、「戦闘動員の準備を整えた」と称した。朝鮮紙・労働新聞は、「朝鮮側の多様化された核攻撃手段は、すでに命令を待つ状態にあり、米国と南朝鮮の巣穴を火の海にするだろう」と伝えた。
米ブルームバーグは社説の中で、「朝鮮半島情勢は過去3年で最も緊張している。南北双方は今週、一触即発の状態を迎える」と指摘した。韓国SBSテレビは10日、「韓米軍事演習の開始後、朝鮮による局地的な挑発や短距離ミサイルの発射の可能性は否定できない」とした。韓国の識者は10日、「朝鮮がこのほど東海(日本海)と西海(黄海)を船舶・航空機の通行禁止区域に指定していることから、朝鮮が射程距離120キロのKN-02などの短距離ミサイルを発射する可能性がある」と分析した。韓国紙・国民日報は10日にウェブサイトで、「朝鮮が挑発行為に出た場合、韓国は強い懲罰的な攻撃を行うしかない。朝鮮に対して、根拠地を焦土と化す報復が、どのようなものであるかを見せつける」とする社説を掲載した。
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