「だが今回の国務院機構改革には異なる点、革新的な点もある」と高氏は言う。
1つ目の異なる点は、今回はより大胆な機構の簡素化と整理統合が行われ、関連する省庁の下の「司」「局」がさらに多く、より大胆な機能の整理統合が行われ、「国務院の異なる機関がばらばらに担当している同じまたは似た機能を最大限度整理統合する」方針を打ち出していることだ。これは国務院機構改革が深いレベルで進行しつつあることを物語っている。
2つ目の異なる点は前回は省庁統廃合を模索し、どうにか第一歩を踏み出したが、今回は明確な方向に向かって前進し、かつ整理統合式の改革を通じて、大括りの交通、社会、衛生構造をほぼ形成し、大括りの文化、エネルギー、市場監督・管理において重大な進展を遂げることだ。大括りの省庁の輪郭が次第に明らかになり、形を整えてきたと言えよう。
「人民網日本語版」
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