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陝西省共産党委員会副主任委員の周新生委員は今後の取り組みについて「引き続き今回の会議の考えに沿って民生に注目し、民主的監督に注目し、もう見慣れてしまっているが一定の危険性を持つ問題に注目するとともに、取り組みの作風の転換や腐敗対策の問題に引き続き注目していく。民主的監督の面では私も少し模索し、過去10年間の会計検査・監督面の経験と結びつけ、全国政協の仕組みを利用して調査・研究を行い、成果を勝ち取りたい」と述べた。
珠海金山軟件公司会長の雷軍代表は、全人代の閉幕を目前に、自らの使命がようやく始まると考えている。企業のリーダーである雷氏はこれまで自社の問題ばかりに関心を払ってきた。だが今は全人代代表として、もっと業界全体、社会全体の事に関心を払わなければならないと考えている。雷氏は「起業とイノベーションにおいては、やはり資金調達が重要だ」と指摘。大会閉幕後、業界の人々と共に国内「天使投資」計画を一段と推進し、自らが実践躬行するだけでなく、政府の主管部門や成功した実業家にも参加を呼びかけ、社会全体で起業・イノベーション環境を守るよう促す考えだ。
中国工程院院士の王夢恕代表は74歳の今も意気軒昂だ。すでに4期全人代代表を務めており、自らが問題解決を呼びかける1つの「ブランド」となっている。「本当の話をするのが効果的だ。事実が証明しているように、みなが尊敬し、同意するのは本当の話だ」。全人代代表として最も喜び、安堵させられるのは、多くの問題の解決を促したことだ。王氏の姉は臨終時の言葉で、世界の欠点に対して怒らないようさとした。「私は今、怒らないことを学んだ。それでも本当の話をして、公共の利益を損ない私腹を肥やす連中を怒らせる必要がある!」。
「人民網日本語版」
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