2月中国ネット十大流行語がこのほど発表され、「光盤行動」「恋愛起歩値」などがランクインした。洛陽晩報が伝えた。
(1)「学習粉絲団」
「習」とは、中国の習近平・共産党総書記(2月当時)のことを指し、「学習」とは、「習総書記に学ぶ」という意味。「粉絲団」とは中国語で「ファン応援団」のこと。
「学習粉絲団」は、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」に開設されたアカウント。昨年11月の開設以来、習近平総書記の動向や情報を発信している。至近距離で撮影された習総書記の写真も多数掲載されており、情報発信スピードはメディアより速い。
(2)「光盤行動」
「光盤」とは、中国語でお皿を空にするという意味。「光盤行動」とは、レストランで食事をしたときに、食べ残した分は持ち帰るよう包んでもらい、お皿を空っぽにして店を出る行動を指す。この行動が盛んに呼びかけられるようになった背景には、食卓の上の浪費が中国で日を追って深刻化しているという現状がある。
(3)「我是歌手」
「我是歌手」(I am a singer)は、韓国MBCテレビ局の同タイトル番組をオリジナルとする湖南衛星テレビの番組。名プロデューサーの洪涛氏が担当。毎回、実力派のプロ歌手7人が登場して歌唱力を競い合う。
(4)刀鋒戦士(ブレードランナー)
義足ランナーとして有名なオスカー・レオナルド・カール・ピストリウスオスカー(南アフリカ)は、「刀鋒戦士(ブレードランナー)」との異名を持つ。彼は今年2月14日、恋人を銃で射殺したとして逮捕されたが、その後仮釈放が認められた。
(5)「微拝年」
「微拝年」とは、微信(スマートフォン用チャットアプリ)、微博(中国版ツイッター)、二次元バーコード(QRコード)などを利用して行う新年のあいさつを指す。スマートフォンの普及に伴い、こうしたユニークで人情味に富んだ新年のあいさつ方法が、だんだんと主流になっている。
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