むかしむかし、ある村に、ぐつという名の男の子がいました。
很久很久以前,有个村子里住着个男子叫虞津。
ある日、おばあさんがぐつに言いました。“今日は、おじいちゃんの命日(めいにち)で、お坊さんにお経をあげてもらう日だ。ぐつや、となり村まで行って、お坊さんをよんで来てくれないか”
有一天,奶奶对虞津说:“今天是你爷爷的忌辰。需要和尚来念经。虞津啊,你能不能去隔壁村子里,把和尚叫来?”
“お坊さんって、どんなの?”この村にはお寺がなかったので、小さいぐつはお坊さんがわかりません。
“和尚,是怎么样的?”因为这个村子里没有寺庙,所以小虞津不知道和尚。
“そうね。お坊さんは、黒い着物を来ているよ”
“对哦。和尚,穿着黑色的衣服哦。”
“ふーん、黒い着物か”
“哦,黑色的衣服啊。”
ぐつが出かけて行くと、田んぼのかかしにカラスがとまっています。
虞津出门后,看到田里的稻草上停着只乌鸦。
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