
◆日本の清潔さ
上尾市の道路を歩くと、清掃したばかりの道路を歩いているような感覚になる。公共の場では喫煙者がいなく、歩きタバコやタバコのポイ捨てをする人もいない。また唾を吐いたり、ゴミをポイ捨てする人もいない。道路にビニール袋や紙くずが飛んでくれば、誰かがこれを拾って捨てるだろう。
街中を歩くと目に入るのは、全く散らかっていない綺麗な道路だ。車が通り過ぎても砂塵やほこりが舞い上がることは無く、雨の日でも道路上に水溜りが無いため、泥水が飛び散ることは無い。雨が止んだ後は、自動車も自転車もきれいな雨に流されてぴかぴかに光り輝いている。コンクリートミキサー車や工事用のトラックの積荷が、走行中にもれているところを見たことが無い。工事現場に出入りする工事用車両はどれも普通の車と同じくらいきれいだ。
日本では、勝手に広告を張り付けたり、歩行者にビラを配ることは禁じられており、壁などに張り付けられた広告や落書きを目にすることはない。日本では、広告は各家庭の郵便受けに入れられるのが一般的だ。それよりも多いのは、古代中国の商店が使用していた宣伝のぼりのようなもので、さまざまな色を使い、風にたなびく様子は面白い。
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