▽「冨の創造」は1番目の目標ではない
中国の富裕層は豊かな資産をもちながら、過去数年間は一番目の目標として「より多くの冨の創造」を掲げていた。だがこうした考え方に変化が生まれつつある。同調査によると、「冨の保障」の重要性が急速に高まり、「より多くの冨の創造」に代わって目標のトップに躍り出た。2番目の目標は「クオリティの高い生活」、3番目は「子どもの教育」だ。「より多くの冨の創造」は09年から11年までトップだったが、今回は4位に低下した。
新たな調整コントロール措置を受けて、富裕層は不動産投資に対し様子見の態度を取るようになり、全体として不動産投資への意欲が著しく低下した。調査対象者の約6割が、今後1-2年間は不動産市場をめぐる政策や価格の情勢を見守りたいと答え、またその他の投資機会については改めて判断すると答えた。
「人民網日本語版」
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