中国のビザ制度により、実習生は報酬を受け取れないことが一般的だ。しかし実習生は、給与より経験の方が重要であることを理解しており、中国の生活に溶けこむことで、文化の違いを理解する機会を得たいと考えている。
同記事はまた、英国ブリストルのウェスト・イングランド大学の卒業生、アレックス・ウィリアムス(23)さんの経験を引用した。ウィリアムスさんは2010年にCRCC Asia社を通じ、北京で実習する機会を得た。ウィリアムスさんは、「北京の数週間で手にした経験は、ロンドンならば1年間かけなければ手にできないだろう」と語った。
ウィリアムスさんは現在、ロンドンの金融関連会社で勤務している。ウィリアムスさんは、「面接の時に中国での業務経験を口にすると、面接官はすぐに興味を示す。そのような経験を持つ人がいないからだ」と語った。ウィリアムスさんの言葉をまとめるならば、彼は中国での実習を通じ、「他人より一歩抜きん出た」人材となったことになる。
「人民網日本語版」
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