一方、時事通信は10日の報道で有人潜水艇「蛟竜号」出航のニュースにも同時に注目。「中国の有人宇宙プロジェクト指揮部は10日、宇宙飛行士3人が乗り込む宇宙船『神舟10号』を現地時間11日午後5時38分、酒泉衛星発射センターから打ち上げると発表した。一方、有人潜水艇『蛟竜号』を搭載した母船『向陽紅09』が10日、江蘇省江陰を出港。2012年6月に続いて宇宙と深海で『中国の夢』への挑戦が始まる」と報じた。
インドのいくつかの大手メディアも神舟10号打ち上げに焦点を合わせている。タイムズ・オブ・インディアは「2003年に有人宇宙船の打ち上げに初めて成功して以降、中国の宇宙技術は急速に発展。2020年までに有人月面着陸と宇宙ステーションの建造も行なう予定だ。今回の神舟10号は宇宙飛行士3人を乗せて軌道上を15日間飛行。天宮1号のメンテナンスと周回飛行実験も計画している。いずれも宇宙ステーション建造に向けて技術を蓄積し、基礎を固めるためのものだ。有人宇宙ステーション建造という目標に向けて中国が鍵となる一歩を踏み出したことを意味する」と報じた。
ヒンドゥスタン・タイムズは3人の宇宙飛行士の経歴を詳しく紹介。特に女性の王亜平氏について「中国の農民家庭出身。中国が宇宙に送り込む2人目の女性宇宙飛行士で、中国初の1980年代生まれの宇宙飛行士でもある」と報じた。
「人民網日本語版」
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