中国商務省は1日に、同日からEU産ワインに対して、反ダンピング調査と反補助金調査を開始することを決定しました。
今回の調査は中国酒業協会が国内のワイン産業を代表して今年5月15日申請していたもので、今回、商務省の審査を経て実施が決まりました。
商務省がこれに先立って発表したデータによりますと、中国のEU産ワインの輸入額はあまり多くありませんが、かなりのスピードで増加しています。2009年から2012年までの期間の輸入量は年平均で59.83%に達しました。去年のEU産ワインの輸入総量は25万7000キロリットルで、10億4000万ドルにのぼりました。主な輸入先はフランス、スペイン、イタリア、ドイツで、去年のこの4カ国からの輸入量はEUの対中輸出量の96.33%を占めました。
「中国国際放送局」
|