■「次の目標は南極制覇」
「旅がとても好き」という吉田さんだが、列車や飛行機に乗っては価値ある辺鄙(へんぴ)な田舎を訪れることができないため、徒歩旅行を決めたという。
淑子さんは当初、息子のリヤカー世界一周計画を知り、実現は無理、と反対した。「旅の途中で『常に挑戦と困難に面している』と感じたが、上海へのゴールで『誇りに浸った』」。吉田さんは振り返る。
旅路で現地の人達といかに交流したかについては、「現地の言葉で『こんにちは』『ありがとう』が話せ、理解できれば、うまくいきました」と語る。
吉田さんは来月の帰国を前に、台湾徒歩旅行を計画している。総距離500キロ。帰宅後にいちばん先にしたいことは犬の散歩、また次の冒険にむけお金を募ることだ。「次の目標は南米最南端から南極に渡りたい。最終的には、地球上の全大陸を歩きたい」
「人民網日本語版」
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