招商銀行は今月2日、微信(大手ポータルサイト「騰訊(テレセント)」が開発したスマートフォン(多機能携帯電話)向けチャットアプリ。英語名は「WeChat」)のプラットフォームをグレードアップし、これまでにないコンセプトの「微信銀行」をうち出した。これによりデビットカードによる口座の確認、振替送金、クレジットカードの返済などのカード業務が実現しただけでなく、店舗の位置の検索、貸出の申請、カード発行の申請、複数銀行間の現金集中決済といった多彩で便利なサービス提供が可能になった。また微信銀行のオンラインスマート顧客サービスでは、顧客からのオンラインでの問い合わせにリアルタイムで回答するという。セキュリティの面では、顧客の個人情報保護をめぐる機能はすべて招商売銀行のモバイルバンキング・バックグラウンドシステムで処理され、暗号化システムSSLを採用してセキュリティレベルの高い暗号化されたデータの伝送を行う。もしもネットワーク上でデータが盗まれても、データを解析したり復元したりすることはできないという。「人民日報」が伝えた。
「人民網日本語版」
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