
中国の黒竜江省水害防止担当機関の11日夜の発表によれば、増水期になってからの降雨の影響で32本の河川が警戒水位を超えており、8カ所の水位観測所がこれまで最高の水位になったということです。現在のところ増水が最も大きいのは、嫩江・松花江の一部と黒竜江です。国の防災総指揮部は警戒レベルをⅣ級からⅢ級に上げ、注意を呼びかけています。
嫩江、松花江、黒竜江は7月30日にいずれも警戒水位を上回り、水位はさらに上昇しつつあります。強い雨の影響で、黒竜江の14本の支流も警戒水位を上回っており、110カ所の水害防止ダムのうち40のダムが限界水位を超え、放水作業が始まっています。
「中国国際放送局」
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