アメリカのオバマ大統領は8月31日ホワイトハウスで声明を発表し、「慎重に考慮した結果、シリア政権を標的に軍事行動を取るべきだと判断した」とし、議会の承認を求める方針を示しました。
これを受けてシリアのアサド大統領は9月1日、「我々の堅持する原則は、アメリカによる侵略の脅しも覆すことはできない。シリアはいかなる侵略にも対応する能力がある」とした上で、「安全と安定が回復するまで、シリアは勝利し続ける」と述べました。
一方、国連のパン・ギムン事務総長は1日、シリアの化学兵器使用疑惑を調査している国連調査団のセルストローム団長に対し、正確さを確保した上で、早急に調査結果をまとめるよう求めました。
また、国連難民高等弁務官事務所が1日レバノンの首都ベイルートで発表した報告によりますと、シリアからレバノンに避難してきた難民は先週に比べ1万3000人増え、71万6000人に上ったということです。
「中国国際放送局」
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