日本国際交流基金日中交流センターは8月30日夜、東京でレセプションを開き、第8回「心連心」中国高校生長期訪日事業の活動に参加して留学する中国からの代表団を歓迎した。
駐日中国大使館員、日本外務省高官および日本各界の人々100人近くがレセプションに出席した。
この事業は中国の高校生を長期間日本に招く初めてのもので、日本の社会・文化を知る機会を提供するため2006年から毎年行っている。今回の代表団には北京、遼寧、山東、福建など13の省・市から30人が参加している。一行は8月31日から東京、北海道、大阪など27の都道府県の高校30校にそれぞれ11カ月間留学し、日本の一般家庭にホームステーし、現地の国際交流団体のさまざまな活動に参加する。
同センター所長の阿南惟茂元中国駐在大使があいさつし、中国の高校生が日本各界と幅広く、実際に交流するよう激励し、青少年交流は将来の日中関係を築く礎石であるとし、日中の学生交流活動を続けることを希望した。
駐日中国大使館教育処の楊光・一等秘書官は次のように述べた。これまで7回の「心連心」活動で中国の237人の生徒が留学し、日本や中日友好に対する理解を深めた。今回の代表団に参加している高校生が留学の機会を大切にし、多くの知識を学び、多くの友人と交わり、中日友好事業に寄与することを希望する。
日本外務省の水嶋光一報道・文化交流担当参事官も中国の高校生が日本の一般市民と深く交流し、日中の友好関係を促進するよう激励した。
代表団の鄭良カク(王+玉)さんが一行を代表して日本語で次のように述べた。これまではテレビや本でしか日本を知ることができなかったが、今回日本に留学し、自分の目で見て、自ら触れ、体験し、「心と心のつながり」を真に実現したい。
(新華網日本語)
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