○子供の7割、「毎日オンラインゲームで遊ぶ」
「児童書を読む」「ままごと遊びをする」など親世代に馴染みの深い子供の遊びは、次第に「ディスプレイ化」している。「オンラインゲームで遊んだことがある」子供は94.8%、「毎日オンラインゲームで遊んでいる」子は73.99%に達した。
詳細調査によると、多くの親は、「子供は一旦コンピュータの前に陣取り、インターネットに接続すると、直ちに子供向け各種オンラインゲームのサイトにアクセスし、自分のアカウントにログインし、我を忘れてゲームクリアを目指している」と告白した。
また、63.7%の子供は「QQがもっとも頻繁に使うコミュニケーションツール」と答え、「毎日QQで友達とやり取りしている」子供は73.8%、「主にQQ空間をオンラインチャットに使っている」子供は61.2%に達した。
子供達の交流ツールとして、スマホ用チャットアプリ「微信」も人気上昇中だ。広州で「微信のアカウントを持っている」子供は55.1%、うち「『微信』で親友と連絡を取り合っている」子供は37.7%。このほか、「微博(ウェイボー・ミニブログ)」を使っている」子供は58.1%を占め、この割合は年齢が大きくなるにつれ高くなっている。
「微博」や「微信」など新SNSの助けを借りて、「00後(2000年代生まれ)」は、小さい頃から、「小さな記者」「小さな編集者」として育った。メディアの受信者・利用者であるだけではなく、積極的な発信者・伝達者である彼らのあり方は、今後の社会や政治への参加形式に大きな影響を及ぼすに違いない。
調査によると、多くの子供が、オンラインゲームを通じて新たな友達と知り合いになっている。「ネット上だけの友人がいる」と答えた子供は57.5%に達し、このうちネット上の友人の数が「1人から5人」が24.2%、「21人以上」が18.8%だった。
|