汪参事官はさらに、次のように述べた。
▽昨年、日本政府による「島の購入」後、両国関係は急転直下、国交正常化後最も厳しい局面を迎えており、特に心配されるのは両国の国民感情が急激に悪化していることだ。
▽民間外交という仕事の実践を通して、中日両国は隣近所であり、それだけに「仲のよい隣人」にならなければならないと痛切に感じた。両国関係は困難な局面を迎えているが、日本各界の友好的人々は交流活動継続の決意が変わることなく、両国関係の一日も早い改善を望んでいる。
▽中日関係の健全な発展と互恵協力は両国の市民に実際の利益をもたらし、みなの日常生活に恩恵を与えている。だからみなに両国関係の大局を守る責任があり、もしも下心をもつ者が故意に事件を起こしたならば、われわれは団結し、勇気をだし、一緒にこれを非難すべきである。
汪参事官は最後に、東大で学ぶ中国の留学生が学業をなしとげ、将来国に報いるよう祈ると述べた。
(新華網日本語)
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