
朝鮮で大人気の「牡丹峰楽団」
朝鮮がポップミュージックの振興に力を入れている。日本「産経新聞」の12月8日の報道によると、2012年に初登場した女性アイドルグループの人気は続いており、ピョンヤン音楽大学は2013年からポップ歌手の育成に力を入れている。
報道によると、10月のある日の午後、18人のミニスカートをはいた女性がピョンヤンの体育館に登場した。7人の歌手と11人の演奏者で構成される「牡丹峰楽団」が朝鮮人民軍「勲功国家合唱団」と共同で公演を行った。
歌手たちは様々な格好をし、レーザーなどの効果も使用された。観客席の中には携帯電話で写真を撮る若者もいた。公演後、ファンたちは好きな出演者に花を贈った。朝鮮の人々は歌が好きで、高級レストランにはカラオケ設備がついた個室もある。軍隊の中にも、採点機能がついたカラオケがある。「産経新聞」によると、金正日氏は生前に音楽事業に関心を寄せ、歌は「党の政策」と「革命的に党員と労働者を教育する内容」を反映すべきであり、「音楽は政治に従う必要があり、政治の要素がない音楽は香りがない花のようだ」と主張していた。
朝鮮最高の音楽教育学院であるピョンヤン音楽大学は、2013年からポップ歌手の育成を行っている。40人あまりの学生がいるが、女性が多い。「牡丹峰楽団」のメンバーにはピョンヤン音楽大学の卒業生もいる。「牡丹峰楽団」は朝鮮の全国の学生たちの夢である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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