東京には「乙女ロード」と呼ばれる街がある。この街を買い物に訪れる人はほとんど女性で、店主や店員も女性ばかりで、まさに「乙女ロード」だ。
・乙女ロードの一角
男性客はめったに訪れない。北京の商店が意図的に形成した「女人街」とは異なり、乙女ロードは偶然形成されたものだ。当初は女性客のショッピングの利便性を高めるため、さまざまな女性向けの商品をここに集めた。こうして、男性客の足が遠のいた。男性はここにいると、場違いな印象を受ける。女性客には好評で、男性客のいない所を歩けば安全で安心だというのだ。この反響を受け、店主は意識的に女性専用の商品を仕入れた。こうして乙女ロードは、女性向けのマンガやゲームを売る街になった。2004年にメディアに乙女ロードと命名されてから、この街は人気が急上昇した。
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