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▽対外投資の2つの方向性
業界の専門家の多くが、「世界の主要エコノミーに対する中国の投資規模は年々拡大しているが、全体としてみれば、中国の対外投資先は今なお発達が遅れた地域に集中している」との見方を示す。同部は「登録が中心、審査が補完」の管理モデルを確立し、敏感な問題を抱える国(地域)や産業を除き、対外投資を一律に登録制に改めた。このことにより企業は対外投資を非常にやりやすくなった。
白副部長は、「今後の中国の対外投資では2つの方向性をしっかり把握しなければならない。一つは継続的に合理的に商品貿易に代わるものを探し、適切な投資分野を見いだすことだ。もう一つはこれまで中国は大口商品の価格設定で受け身の立場にあったため、海外でレアな資源を獲得する必要がある。たとえば日本は対外投資を通じて海外のたくさんの鉱山の株式を取得している」と話す。
「人民網日本語版」
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