国際通貨基金(IMF)と世界銀行の春季総会が17日に開幕するのに先立ち、IMFのラガルド専務理事と世界銀行のジム・ヨン・キム総裁は16日、それぞれ記者会見を開き、両者ともアジアインフラ投資銀行(AIIB)と連携する意向を表明しました。
ラガルド専務理事は、AIIBを「IMFが最も歓迎する機構の1つ」として、AIIBの連携をスタートさせる意向を示しました。
キム総裁は記者会見で、AIIBを歓迎するとした後、双方の連携のあり方について提案しました。キム総裁は、「世界銀行と中国の関係は絶えず深まり続けており、その協力も広がりつつある。世界銀行は中国と共に一連の複雑な難題に対応していきたい」と述べた上で、「中国では金融システムの秩序が乱れる可能性は極めて低い」との考えを示しました。
「中国国際放送局」
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