新華社通信が伝えたところによりますと、日本の安倍晋三首相は「内閣総理大臣 安倍晋三」の名義で靖国神社に「真榊(まさかき)」と呼ばれる供え物を奉納しました。21日から23日にかけての春季例大祭の期間中は靖国神社を参拝しないということです。
塩崎恭久厚生労働相や衆参両議院の議長もそれぞれ「真榊」を奉納しました。
安倍首相は2013年12月26日靖国神社を参拝しましたが、中国と韓国を含む国際社会から強く反発を受け、アメリカもこれに対し失望の意を表明しました。共同通信は、安倍首相が例大祭の期間に靖国神社を参拝しないのは、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年を記念して開かれる会議やアメリカ訪問に対するマイナスの影響を避けるためだと分析しています。
安倍首相は来週アメリカを訪問します。アメリカの「ニューヨークタイムズ」は20日社説を発表し、安倍首相に対して日本の第2次世界大戦の歴史問題を正視し、アジア地域の安定を促すよう求めていました。
「中国国際放送局」
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