▽それぞれに長短あり
これまでの聯想と小米の競争は主に中国市場で行われてきた。これは小米の強みの源泉でもある。小米はコストパフォーマンス戦略と充実した製品ラインを武器に、インターネット営業窓付を開設し、従来の国産携帯電話ブランドの中国市場でのシェアを徐々に奪っている。
だが海外市場ではそうはいかず、昨年に国際化路線を展開し始めたばかりの小米の貢献度は低い。雷会長の構想によると、小米の海外拡張計画は3段階に分かれており、まず香港・澳門(マカオ)・台湾地区に進出し、次にインド、ブラジル、ロシアなどの新興国に駒を進め、最後に北米市場と欧州市場に進出する計画だという。
楊会長の計画では、聯想の1億台の年間販売量のうち、海外市場が6千万台を占めることになっている。
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