中国自動車工業協会が11日に明らかにしたところによりますと、中国の自動車輸出量の下げ幅が拡大し続けているということです。
同協会がまとめたデータによりますと、今年4月の中国自動車メーカーの輸出台数は6万1600台で前月比11.8%減、前年同期比21.5%減となり、月間で今年最大の下げ幅となりました。
また、中国税関の統計データによりますと、今年3月の完成車輸出台数は5万7500台で、前年同期比21.0%減となりました。1月から3月までの自動車の輸出総台数は19万5100台で、前年同期比で4.1%の減少となっています。
2014年の自動車輸出量は、市場の競争激化や環境の不安定、人民元レートの上昇などの不利な要素の影響を受け、一時的にマイナス成長となりましたが、12月の輸出台数の急増によって、かろうじて前年比ほぼ横ばいでした。ですが2015年に入ってからも、自動車輸出量は穏やかな落ち込みが続いています。
「中国国際放送局」
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