王毅外交部長は16日、訪中したケリー国務長官と会談した際に、世界反ファシズム戦争勝利70周年の問題を巡り意見交換をした。王外交部長は、中国側の立場を伝えた。
王外交部長は、「中国は世界反ファシズム戦争のアジアの主戦場で、日本軍国主義の侵略への抵抗・反撃を最も早く開始し、最も長く続け、最大の民族の犠牲を強いられた。中国の抗戦は、連合国の欧州の戦場における反ファシズム戦争を力強く支援し、協力した。中国は今年、世界の多くの国と同様、中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年を盛大に記念する。中国が記念活動を催すのは、歴史を銘記し、烈士を偲び、平和を愛し、未来を切り開くためだ。各国の友人が訪中し記念活動に出席し、歴史への尊重、中国の貢献への尊重、平和のため命を費やした烈士への尊重を示す。中米は第二次大戦中に同盟国として肩を並べてファシズム軍国主義に抵抗・反撃し、戦争の勝利に向け多大な犠牲を支払い重要な貢献を成し遂げた。米国が中国の記念活動を理解・支持し、中国と共に第二次大戦の成果を守ると信じている」と発言した。
ケリー長官は、「米中両国は第二次大戦で肩を並べて戦った。米国は中国が第二次大戦で発揮した重要な力、多大な犠牲と貢献を賞賛する」と応じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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