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日本国内で、オスプレイへの反発が強まっている。日本政府は周辺事態への抑止力を強調することで、米軍による新型輸送機CV22オスプレイの横田基地(東京都福生市など)への配備で、国内世論の理解獲得を目指す。米軍への国民感情が悪化すれば、「同盟関係に水を差しかねない」と分析されている。
外務省と防衛省がオスプレイの配備を主張するのは、周辺事態に対する抑止力を強化できるためだ。政府高官は、「米軍が特殊作戦に投入できるオスプレイを日本全土に展開する意味は大きい。日本防衛に向けた米国の強い意志を隣国に意識させることができる」と表明した。
中谷元防衛相は今月12日の記者会見で、オスプレイの配備に関し、「日米同盟の抑止力、対処力の向上に資する。アジア太平洋地域の安定にも資する」と述べ、米軍方針への理解を求めた。
政府は救助活動で能力を発揮できるとの宣伝にも力を入れている。中谷防衛相は、「首都直下型地震や南海トラフ地震が発生した場合、迅速かつ広範囲な支援活動を行える」と述べた。
また政府は米軍からオスプレイの具体的な運用計画を知らされていないため、横田基地配備の利点を紹介しても説得力に欠ける。
防衛省筋によると、横田基地に配備されるオスプレイが夜間や低空で飛行訓練を実施するとの説明を米軍から受けているが、どこの空域で行うかは聞かされておらず、情報把握に努めているという。
横田配備を決めた米軍の戦略的意図をめぐっても、日本側がどこまで承知しているか判然としない。防衛省の関係者は、「(米軍は)日本列島の中心に位置する首都圏に配備すれば便利だと考えたのだろう。沖縄の負担軽減を意識したのかどうか、真意は分からない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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