また会議では、国境を越えたネット通販の健全で急速な発展を促進し、「インターネット+対外貿易」によって優れた製品を輸出入することが、消費の拡大、開放型経済の発展・バージョンアップの推進、新たな経済成長源の構築にプラスになることが指摘され、具体的に次の4点が挙げられた。(1)通関プロセスを最適化し、国境を越えたネット通販の輸出商品の分類を簡略化し、経営主体と商品の登録管理を実施し、輸出入商品について集中的申告、検査、許可、24時間決済といった便利な措置を採用する(2)国境を越えたネット通販の輸出貨物に対する税金の還付・免除政策を実施する。国境を越えた電子決済を展開し、国境を越えた外国為替決済モデル事業を推進し、国内の銀行カード決済機関の海外事業拡大を支援することを奨励する(3)対外貿易総合サービス企業が国境を越えたネット通販に通関、倉庫・貯蔵、融資などのサービスを提供することを奨励する。企業を誘導して経営を規範化し、違法行為や権利侵害行為を摘発する(4)国境を越えたネット通販小売輸出企業が海外の倉庫や体験ショップなどを通じて営業販売ルートを開拓し、独自のブランドや自前のプラットフォームを育成することを奨励する。消費財の輸入を合理的に増やす。対外貿易のスピードアップと取引量の増加を促進する。
会議では、出稼ぎ労働者、大学生、退役軍人などが帰郷して企業を興すことを支援し、大衆による起業・イノベーションを通じて広大な農村部でさまざまな産業が盛んになるようにすれば、雇用を促進し、所得を倍増させ、工業化と農業の現代化、都市化と新農村の建設のバランスの取れた発展という新たな局面を切り開くことができるとの見方が示された。
「人民網日本語版」
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