第二に、一般的な外食や基本生活用品の消費が安定的に増加していること。一般的な外食の消費は今年上半期、前年同期比で11.5%増加した。増加幅は前年同期比で1.4%上昇した。今年上半期における基準額以上の小売商品のうち、日用品、食品類、衣類の売上額はそれぞれ、12.7%、12.4%、10.7%の増加だった。前年同期比での伸び率はいずれも、2.4ポイント、1.1ポイント、0.7%伸びた。
第三に、通信機器類の消費が相変わらず衰えていないこと。4G回線のさらなる普及に伴い、基準額以上の通信機器の売上額は37.6%増加した。月平均増加率は7か月連続30%を超えている。シャオミ、ファーウェイ、レノボなど国産ブランドスマートフォンの上半期売上数は30%以上の増加を維持しており、いまだ市場が拡大中であることが分かる。
第四に、文化・スポーツ娯楽と資産価値商品の需要が旺盛である。文化・レジャー・スポーツ・健康などの消費需要が伸びていることで、関連商品やサービス消費が成長を続けている。上半期の映画興行収益は200億元を超え、前年同期比で48.8%増加した。基準額以上の貴金属商品の売上は前年同期比で5.2%の増加で、伸び率は前年同期比で10.6ポイント増加している。
第五に、住宅関連商品や移動手段商品の売上も好転している。スマート家電を筆頭に住まいのリフォーム需要が加速している。自動車と石油系商品の売上額も穏やかに上昇中にある。新エネルギー自動車の販売も好調だ。上半期の新エネルギー自動車の販売数は3倍に増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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