中国の王毅外相は5日、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)10プラス1外相会議に出席後、記者に対し、東南アジアなどの発展途上国に最も必要とされるインフラ施設を中国が提供していくとの見解を示しました。
王外相は「中国とASEAN諸国が海上シルクロードを構築するための重要な協力分野は、インフラ整備と生産能力の移転である。中国とASEAN各国は異なる工業化段階にあることから、相互補完性が強い。相手国のニーズに応じて、現地の経済と社会の発展に最も必要とされるインフラ施設と生産能力を提供できる」と話しました。そのうえで、「中国は他国と比べるつもりがないが、一部の国が協力を行う意欲がないものの、常に中国をけん制しようとしている」と非難しました。
「中国国際放送局」
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