シャープといえば「液晶の父」とのブランドイメージを想起する人が多いが、新たにシャープの中国法人・夏普商貿(中国)有限公司の総裁に就任した酒井功氏は、「このような言い方ではシャープのブランドイメージを語り尽くしたとはいえない」と話す。「北京商報」が伝えた。
酒井総裁はこのほど取材に答える中で、「シャープは液晶テレビを看板商品と位置づけ、先端技術で製品の差別化をはかり、市場シェアを引き上げたい考えだ。またヘルスケア製品の販売規模も徐々に拡大し、液晶テレビの規模に近づけようとしている」と述べた。
シャープはこのほど北京にある蘇寧電器チェーンの聯想橋店にさまざまな種類の製品を集めた体験販売旗艦店を開設した。ここを通じて消費者に総合家電ブランドのイメージを広めるのが狙いだ。
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