日本の「毎日新聞」が伝えたところによると、日本のキリンビールの主力商品「一番搾り」が、中国のプレミアム(高価格帯)ビール市場を席巻しつつある。中国の富裕層が食品の安全に対する関心を高めており、麦とホップのみを使用した製法が受け入れられている。
キリンは1996年、中国市場へ正式に参入した。当初は中国企業との合弁でビール工場を設立し、新たなブランドを打ち出したが、現地メーカーが格安ビールを大量に生産するなか、キリンの販売量は伸び悩んだ。